世界観の紹介 魔法世界について
今回は魔法世界の設定について紹介します.
ぶっちゃけほとんどが本編と関係のない設定です.
世界の成り立ちについて考えると終わりのない議論が必要となってしまいますが,やっぱりこういうのを考えるのは楽しいですね.
通貨
- ロル / rol
- 1ロル = 10円程度の物価
- 魔法世界全土においての共通通貨となっている
- 現行魔法世界の数世紀前に統一されたという設定
- Tips:最初はロリって単位にしようと思っていたとかいうどうでもいい制作秘話
魔法世界の形状と世界圏
- 世界樹を中心に球状に広がる世界圏を持つ
- 径は無限大である
- 平面状の大地をもつ
- 地球と違い,球状ではない
- 大地は無限に続いている
- 何処かで途切れているということはない
- 無限に広がる箱庭だと考えるとわかりやすい
- 外周にたどり着くことは事実上不可能
- 外周にたどり着く=世界法則の超越である
- 世界法則に干渉できる存在でなければ世界圏を抜けることはできない
魔法世界における昼夜
- 現実世界と同様,日の登っている間が昼,沈んでいる間が夜である
- 地平が無限に続いているため,太陽もまた無限遠から登り,無限遠へと沈む
- 常識的に考えるとあり得ない話だが,これが成り立っていることこそが,魔法世界が魔法世界である所以である
- 星や月などの天体も,全て太陽と同様に無限遠に存在する
- これは魔法世界が天動世界の一部として定義されているためである
- Q.無限遠にあるものがなぜ見えるのか
- A.それが天動世界における法則の一つであるため
- 太陽は無限遠の円周上を通るため,魔法世界全土において日の当たる時間は常に一定
- 北に居ても南に居ても日照角度は常に同じ
- 東に居ても西に居ても日の出,日没時刻は常に同じ
- 大地が平面であるため,このような奇妙なことが起こる
- 季節のめぐりは太陽の軌道ではなく,魔力の作用によって引き起こされる
- 砂漠の隣に雪国が存在するなんてことも
- いわゆるジャパリパーク状態である
魔法世界における時間
- 単位は異なるが,現実世界と同様
- 60秒で1分
- 60分で1時間
- 24時間で1日
- 365日で1年(これは変更するかもしれない)
- これも天動世界による影響
- こうすることで地球と同じように考えることができる
- ……ので都合がいいという製作者の都合でもある
長さや重さの単位
- 未定です(正直者)
世界圏とは
- その世界が定義され得る領域
- 世界圏の内部であればその世界の法則が適用される
- 世界圏の内部に別の世界を持つこともある
- 魔法世界は現実世界を依代にした天動世界の一部として存在している
- 包含関係で表すなら 現実世界 ⊃ 天動世界 ⊃ 魔法世界
- 世界圏とは,その世界を創り出した神のルールそのものであるとも言える
天動世界とは
- 大地が平面状に広がっていた場合の地球を元に作られた世界
- 空想世界とも呼ばれる
- 原初の地球に存在していた願望を叶えるための力によって産み出された世界
- 現実世界を元にした世界を複製し,そこに全ての奇跡と魔を詰め込んだ世界
- その世界の行く末は,世界を2つに割った者達によって管理されている
現実世界とは
- 原初の地球から,願いを叶えるための力を全て排除して産み出された世界
- 魔術や魔法,奇跡の存在しない世界
- 早い話が今の地球
原初の地球
ビッグバンと呼ばれる現象により,創造主と被造物が同じ世界に押し込められてできた世界.それはつまり神と人が同一の世界に存在する世界の誕生を意味し,層構造を成していた世界は全て崩れ去り,包含関係で表されていた世界の全てが,最下層にあった人間の世界に吸収されてしまったのである. この時,神が神である所以であった,世界に干渉するための力が流出.被造物達もがその力を行使できるようになってしまう. その力こそが,世に語り継がれる神の奇跡であり,悪魔の秘法でもあった. 神々は自らの生み出した世界に干渉し続ける余り,欲望というものを失ってしまっていた.しかし最後の被造物である人間は欲を叶える力を手にしたことにより,神々の支配を逃れ暴走を始める. 世界全土を焼き尽くす熾烈な闘争の末,残された神と人は世界を2つに割る決断をする.それはすなわち,全ての奇跡を排除した世界と,全てが奇跡により定義される世界の誕生を意味した.
Tips
- 創造主=神,被造物=人間である
- ここで言っているビッグバンは,現代で知られているビッグバンとは全くの別物である
- 神は常に人の世につきまとう
- これは神がもともとは人だったからである
- 全ての人は神となる資格を持っている
- 神とは世界を創り出す存在のことである
- 世界とは,端的にいえば法則のことである
- もちろん,これはこの物語における定義である
- ここで色々触れている設定の殆どは,物語の本筋に関係しない
- なぜ魔法世界が存在し,それがどういったものなのかを説明するための設定である
願いを叶える力とは
- 名前の通り,願望を叶えるための力であり,意思を伝播し具現化させるための力.
- この力の存在こそが神が神たる所以となっている.
- この力はどこで生まれたのかは定かではないが,その本質は「願いの強い者が勝つ」という点に集約される
- 願いを叶える力とは,魔法世界で定義されている魔力と同じものである
- つまりは現実世界における常識の埒外を引き起こす力であるともいえる
- 簡単に言うと,誰でも使えるもしもボックス
- ただし神のレベルに到達するためには尋常ならざる願いの強度が必要
世界圏から離脱する方法
- 世界圏を抜け出すには,通常その世界の法則に干渉できる存在でなければならない
- 無限距離の移動による離脱
- 無限速への加速
- 次元転位
- 時空間転位
- 平行世界への転位
- etc…
- 世界の破壊による離脱
- 世界規模の破壊(世界法則を成り立たなくさせる)
- 自己の法則の流出(世界の法則を書き換える)
- 時間停止(世界法則の一つを破壊する)
- 自分自身が新たな法則として定義できる存在となればOK
- すなわちその世界を定義した神と同格の存在であれば世界圏を抜け出すことが可能