さくらちっぷ

駆け出し同人サークルのブログです

魔法について

なんらかです.

 

前回,闇魔法について書こうと思っていましたが,よく考えたらそもそも魔法ってなによってなったので,今回は私の世界観における魔法について書いていきたいと思います.


前にさらっとだけ触れましたが,私の世界観では,魔法や魔術の行使にあたっての複雑な原理は基本的に存在しません.

魔法を使うための手続きは,ただ「強く願う」だけでOKです.


炎を願えば火がつきます.

破壊を願えば何かが破壊されます.

他者の死を願えば,他人が死にます.

不死を願えば死ななくなります.

停滞を望めば,時が止まります.

魔法を使えば,その人物が望む限りにおいて,ありとあらゆる超常現象を引き起こすことができます.


しかしその超常現象を引き起こすためには,「願いの強度」が必要になります.

ただ願うだけではダメで,狂おしいほど願ってもまだ足りず,願い過ぎて本当に狂ってしまうくらいでようやくその入り口に立てる.

それくらいの難易度です.


ですがこれほどハードルが高いと誰も魔法が使えなくなってしまいます.

そこで人類が行き着いた答えが,自己暗示にかかるという結論です.

魔法世界の人々は,「こうなってほしい」と願うのではなく「こうならなければおかしい」と思い込むことで願いを増幅させるようになったです.


人々は基本,「こうすれば上手く行く」という自己暗示をかけることで願いを増幅させます.

その「こうすれば上手く行く」というのが魔法や魔術という人々の「知識」になっているわけです.

この特性から,自己暗示とは願いの具体化であるとも言えます.

理論によって願いを具体化し,イメージのできる範囲において超常現象を常識内の事象にとどめてしまうのです.


また集合無意識によって魔法が発動することもあります.

集合無意識の願いは抽象的であっても超常現象を引き起こします.

簡単に例えると,世界中の人々が破滅を願ったら,どんな方法でかは問わずに世界が滅びます.


今日はここあたりで切り上げます.